伊豆自然村キャンプフィールドに、ホタル鑑賞を兼ねてキャンプに行ってきました。
今シーズンは素敵なホタルをバッチリ拝めました! 昨年は願い叶わず残念な思いをしましたが、今年はタイミングに恵まれたようです。
その道中をご紹介します。
参考 キャンプ場の基本情報はこちら
伊豆スカイライン
東名高速から伊豆に向かいます。
天気が良かったため伊豆スカイラインの眺めが良く、気持ちよいドライブを楽しめました。
高原の気持ち良い風と、点在する休憩所からの眺めは、足を止めて楽しむ価値があります。通行料金も払っているので、のんびり向かうが良いです♪
十国峠ケーブルカーレストハウスで昼食
箱根ICで降りて伊豆スカイラインを南下すると、一番最初に「十国峠ケーブルカーレストハウス」があります。
高速から降りて一番最初の休憩場所なので、ここで休憩を取る方も多いはず。
我が家も、ここで休憩を取って、富士宮焼きそばを美味しくいただきました。B級グルメのB-1グランプリで1位を取った富士宮焼きそばは、歯ごたえのある麺と油かす、削り粉が独特の味わいです。
キャンプ場のチェックインまで、時間に余裕がある方は、十石峠のケーブルカーを楽しむのも良いと思います。往復料金は、おとな720円、こども360円。富士山がきれいに見える日には、頂上からの景色が楽しめる良いスポットです。
おっと、懐かしの飲料缶のタブ♪
昔の飲料缶のタブが大量に地面に埋まっていました。
古い缶の口当たりと「つぶつぶオレンジ」の喉越しを思い出しました♪ 昔はこのような缶と分離するタブだったなぁと懐かしくなります。缶と一体型のタブになってから見なくなった光景ですね。
おじ様にとっては懐かしの♪ 子供達にとっては面白い光景だと思います。
滝知山展望台からの眺めが壮観
滝知山展望台からは、熱海市街、初島、伊豆大島を眺めることができます。ぜひ立ち寄ってみてください。
滝知山展望台 標高649mからの眺め
空気が澄んでいれば房総半島まで見えるようですが、この日は、薄っすら見えるか見えないかといった感じでした。熱海市街の町並みと、肉眼で見える初島、沖にうっすらと伊豆大島が望めます。
テーブルもあるので、ここで昼食を取るのも良いと思います。
道中にスーパーやコンビニが無いため、お弁当を持っていくと安上がりで美味しいランチが楽しめます☆我が家も、事前に知っていれば地元でお弁当を買って持っていったのに、残念!
別の休憩所(玄岳ICのちょい南)では、西伊豆方面の眺望も楽しめます。
伊豆スカイラインには、随所に眺望が楽しめる駐車スポットが存在します。時間に余裕があるのであれば、見つけたら立ち寄ると良いです。
立ち寄るか/寄らないか迷っていると通り越してしまいます。片っ端から停車するぐらいの気持で臨むと良いと思います。通り過ぎてから「あぁ、あそこ眺め良さそうだね」というのを何度か思いました。
渋滞を避けて朝早くに出かけて観光がてらのんびりチェックインまでの時間を楽しむのが賢い道中なのだろうと思います。
残念ながら、我が家は、のんびり出かけて渋滞にハマる残念なタイプです。
伊豆自然村キャンプフィールド
伊豆自然村キャンプフィールドに到着すると、林間サイトを案内していただきました。
芝生のサイトばかりだと勝手に思っていましたが、雰囲気のある林間サイトもあって期待以上でした。プライベート感が高くてとても良いサイト。
静かで過ごし安い場所でした。木々に囲まれた涼しい木陰で、鳥の鳴き声を聞きながら気持ちよく過ごします。鶯(うぐいす)の「ホケキョ♪」の鳴き声が騒がしいほど♪
林間サイトの一番最後のチェックインだったため、両隣がある狭めの区画でした。アメニティドームはどんな区画でも柔軟に対応することができて無敵♪ 大きいテントだとそうはいきません。
設営が終わったので、キャンプ場の内を気持ちよく散歩します。キャンプ場内を小川が流れていて、上流にはダムがあります。雰囲気が良いです。
鮎の釣り堀とつかみ取りの施設が整備されていて、子供たちが水遊びがてら楽しむことができます。とっても楽しそう♪
暖かい時期には子供の水遊びがてら最高の遊び場です。時間があれば是非とも遊びたいと思っていたポイントでしたが、今回、我が家は東名の渋滞で到着が遅くなったので、遊ぶ時間がありませんでした。これは自業自得…。勇んでライフジャケット持ってきたのに★
芝生の区画も日当たりが良くて気持ち良さそうです。
芝生のサイトは、横並びで区画がとれるので、グループの方々が多いように思いました。
周辺施設
スーパーは、車で15分のところに「カドイケ 中伊豆店」があります。
東名高速から伊豆スカイライン経由で向かうと、道中にスーパーなどがないため、キャンプ場を通り越して、冷川ICを降りて、カドイケで買い出しをするのが良さそうです。
今回はキャンプ場に立ち寄ってから買い出しに行きましたが、キャンプ場への道が車がすれ違うのに手間がかかるので、あまり出入りしないほうが得策です。
お風呂には困りません。
車で5分ほどの所に「ごぜんの湯」がありますし、30分圏内に「白岩の湯」「百笑いの湯」「縄文の御神湯」などがあります。
気温と裝備について
今回記録した気温はこちら。暖かい時期なので、快適に眠ることができました♪
外気 | テント内 | 天気 | |
---|---|---|---|
6/17 15:13 | 32.8℃(MAX) | 27.3℃(MAX) | 晴 |
6/17 23:03 | 17.7℃(MIN) | 晴 | |
6/17 23:16 | 19.3℃(MIN) | 曇 | |
6/18 05:04 | 17.8℃ | 20.5℃ | 曇 |
裝備や服装のメモ。
装備 | テントの自作スカート無し、 銀マット2枚重ね、車中泊マット10cm厚、EVAフォームマット、 薄手のシーツ、3シーズン寝袋 |
---|---|
服装 | ロングTシャツ、スウェット上下、靴下 |
着込まなくても快適。朝方に少し肌寒さを感じた程度です。
食材をシンプルに味わう
ホタル観賞の時間(19:45~)は、焚き火含めて全消灯なので、それまでにご飯を済ませる必要があります。
そのため、17:00頃から食事の準備をはじめます。
焚き火台と、我が家の囲炉裏テーブル風「ただの板切れ」を並べて、火を焚べます。
スーパー カドイケで買った、小振りのじゃがいも類と、とうもろこしを、焼くことにしました。濡れた新聞紙を巻いてその上にアルミホイルで包み、焚き火に投入して30分ぐらいで出来上がり。
シンプルな調理法ですが甘みが増して贅沢なご馳走!
手の込んだ料理を楽しむのも一興ですが、シンプルな調理法で食材が化けるというのも、また一興です。いかにシンプルに美味しく食べるかが我が家の喜びのようです。
そして、海鮮串の炙り♪
小さいタコ、イカ、イカ軟骨の串焼きが、1本130円ぐらい。我が家の近所では見かけない食材だったので、試しに買ってみました。
炙ると香ばしさが増して絶品! 調味料を加えずに食材のみで味わえます。
そして、土鍋で炊飯して、鳥肉をスキレットで焼いて、お腹いっぱい♪ 寒い時期の鍋物も良いですが、焼き物が美味しい時期だと、キャンプシーズン真っ盛りだと感じます。
お金をかけずに、美味しい食事を楽しめて大満足☆
念願のホタル鑑賞
今回のメインイベントであるホタルの鑑賞会、19:45~20:30はキャンプ場内が全消灯されます。ライトは使用禁止、コンロの火も使ってはいけません。
蛍は、キャンプ場内の小川沿いに行けば、どこでも見ることができます。
日が暮れて辺りが暗くなると、1匹、2匹とホタルが飛び始め♪
最終的には視界に10匹ぐらいが飛び交う光景を眺める事ができました。
子供たちの記憶に残ってくれると良いのですが☆
橋のポイントは、川を遠くまで見通せるため、沢山のホタルが飛び交う光景が見られます。写真中央にモソモソと黄色い点が写っているのは全てホタルです。
伊豆自然村キャンプフィールドのWEBページを確認すると、6/17は絶好のコンディションだったようです。5,000匹のホタルが大乱舞していたようで、過去のホタル発生状況を見返してみても、ピークのタイミングのタイミングだったことが分かります。
天気にも恵まれたようで、ラッキーでした☆
撮影のポイントは「ダム周辺」と「橋」。特に橋のポイントは、ホタル鑑賞の時間前までに場所取りをしていないといけません。気合を入れて、撮影に臨む方は早めに行って場所取りをする必要があります。
ちなみに、見るだけであれば特に並ぶ必要もなく、どこでも目にすることができます。ピリピリしなくても大丈夫。譲りあって、足元に注意しながら楽しみましょう☆
就寝前の23:00ぐらいに小川を覗いてみると、ホタルが数匹飛んでいました。
ホタル観賞の時間帯とくらべると数と輝きは減っていますが、鑑賞時間後ならのんびりホタルを眺めながら晩酌できます。
運良く、雨に打たれずに撤収
たまたま早く起きて片付けをしていたので、9:30にチェックアウトできました。我が家の最早撤収記録だと思います。
後から天気予報を確認すると、伊東は13:00から雨の予報でした。天気予報は確認しないといけませんね♪ ちなみに、10:00頃には撤収が完了していないと、雨に降られてアウトだったようです。
すっかり、天気など気にしていませんでした。
本当にたまたま♪
二日目は海を見に伊東へ
2日目は、雨に降られるなどと思っていなかった我が家は、海遊びをしに海に向かいます。
1日目と違って肌寒かったので、海での本気遊びは諦めてビーチコーミングでも楽しもうと思っていました。 ライフジャケットも積み込んで泳ぐ気満々でしたが、仕方ありません。
伊東のなぎさ公園(駐車場代 200円/時間)に車を停めて、伊東オレンジビーチに向かって歩きます。
そこで大粒の雨がポツポツ。言われてみると、空が暗く、雲行きが怪しい。
急いで車に戻り、海遊びが終了しました。波打ち際に出られただけ良かったかな。
滞在時間30分。
このタイミングで初めて、一日中、雨であることを知ります。
「大粒はヤバイ兆候」などと言っていないで、朝からの雲行きで、雨雲レーダーを確認しないといけませんでした。 我ながら、なんともマヌケ…。
道の駅 マリンタウン
ということで「道の駅 マリンタウン」に立ち寄ってみました。
お土産などが買えて、食事もでき、堤防を歩けば魚を直視できる、なかなか良いスポット。
観光案内所で、温泉の場所を教えてもらいました。
しかし、10:00だったので、温泉も営業開始前ばかりで、お昼にするには時間も早く、我が家は、露頭に迷います。
帰りは渋滞を避けて、気楽に下道で帰る
路頭に迷って、時間を持て余した我が家は、のんびり下道で帰ることにしました。
昼頃には東名高速は渋滞。みなさん雨なので早上がりのようです。考えることは一緒。
ちなみに、伊東→熱海→小田原の下道も大渋滞でした。
過去にも相模湾沿いで大渋滞にハマったことを思い出しました。伊豆スカイラインで帰ると渋滞にハマらずに、快適だったのだと思います。急がば回れ。
下道の渋滞にハマりながら、お昼を食べるお店を探したり、温泉に入ったりして、帰ってきました。
小田原 天然温泉 コロナの湯
お風呂は、小田原で、天然温泉 コロナの湯に立ち寄りました。
コロナワールドは、ゲームセンター、映画館、パチンコ、温泉施設がひとつになった大施設。半日は楽しめそうです。
お風呂に入ってリフレッシュできるので、楽しく下道を運転して帰れます。
最終的には、戸塚まで下道で帰る
結局、戸塚まで国道1号線を下道で帰ってきました。
家に到着したのが、20:00ぐらい。
捉え方次第ですが、高速道路で渋滞にハマるとストレスが溜まります。
- 高速道路で渋滞にハマって心を乱す
- 子供がクズって暴れだす
- 混雑したサービスエリアで食事
- 間に合うか?トイレ地獄
といった状況に追い込まれるより、
のんびり下道で町並みを眺めながら帰るのも悪くないです。
- 好きなタイミングでご飯を食べて
- 気になった所にふらっと立ち寄り
- トイレにも困らない
と自由で気まま☆
特に、トイレの融通が利く点は、女性やお子様連れにとって、かなりのメリットです。浮いた高速代で贅沢な食事をする気にもなります。
伊東・熱海・小田原から下道併用で帰るならどの経路?
伊東・熱海、小田原から、下道を使って都内に帰ってくるならどの経路が良いか調べてみました。
伊東から、我が家(江戸川区)までの高速代をザッと調べてみると、
- キャンプ場から伊豆スカイライン経由だと、3,630円 ★急ぐならコレ
- 伊東から熱海ビーチライン(相模湾沿い)だと、3,500円
- 小田原からだと、2,800円 ★小田原で乗る折衷案
- 茅ヶ崎から圏央道経由だと、2,670円
- 藤沢・鎌倉から横浜新道経由だと、1,620円 ★小田原超えたら戸塚まで行く覚悟を
といった感じ。(普通車ETC料金)
伊東、熱海の相模湾沿いは、大混雑するので、急いでいるなら避けたほうが良いです。山を登って伊豆スカイラインで帰ってきたほうが早いと思います。金額も海岸沿いとほとんど変わらず。
また、小田原で高速に乗っても、茅ヶ崎で高速に乗っても、高速代は大して変わりません。小田原から高速に乗ってしまったほうが早いです。下道を走るだけ無駄になる可能性があるで、下道と決めたら戸塚を目指して首都高に合流するのが良いです。
- 伊豆からの帰りは、伊豆スカイラインが良い
- 下道で頑張るなら覚悟を決めて戸塚まで行く
- 小田原で高速に乗るか判断する
という経路選びが良さそうです☆