念願のふもとっぱらにキャンプに行ってきました。ふもとっぱらの素晴らしい景色や、施設の状況、周辺スポットなどをレビューします。
参考 ふもとっぱらの基本情報はこちら☆
見出し
お迎えは管理棟
ふもとっぱらに到着して、入り口近くの管理等に立ち寄ります。
管理棟には若いスタッフの方々で活気にあふれていました。とても親切です。
実は、ここに来る前の私のイメージは「とんがっている」でした。
- ホームページの一見怖そうな「株式会社ふもとっぱら 竹川社長の写真」
- 意識高い系の「おしゃれキャンパーが集結する場」
- 戦闘力高い系の「長渕剛のオールナイト・ライヴ」
ということから、気張って入場したのですが、管理棟の人間味あふれる雰囲気に安心させられました。到着日は「ふもとっぱらで外遊び」のイベント最終日だったので、体勢が厚かったのかもしれません。
売店では、ガスや調味料、ランタン、カップラーメンなどが販売されてます。消耗品が切れたり、キャンプ用品が壊れたときに頼りになりそうです。
管理棟前のテントは、ぶっといガイライン(というかベルト)と頑丈なペグ(プロが使う工事用)でダウンされています。ふもとっぱらの突風の恐ろしさを物語っているように感じます。
管理棟を出て場内を見渡すとオシャレな車や、珍しいテントが多くて、引け目を感じます。
「富士山」と「原っぱ」が魅力
ふもとっぱらの魅力は、「すそ野まで見渡せる富士山」と「広大な草原」です。
「ふもとっぱら」の由来、そのままです。管理棟の入り口の脇の看板には、ふもとっぱらが、富士山の「ふもと」と毛無山の「ふもと」、そして「原っぱ」の合成語であること。そして、その想いが綴られています。
ちなみに、「代表メッセージ」は「日本の社長.tv : 株式会社ふもとっぱら 竹川 将樹」で見ることができます。
遠目で写真を見ると怖そうな印象でしたが、動画で見ると優しそうです。代表の生い立ちや、どのような想いでキャンプ場を始めたのかが伝わってきます☆
広大なふもとっぱらの全容
管理棟でマップをゲット! 「地盤固い」のコメント入りです。
勝手にマーキング(落書き)してみました。
入り口すぐの管理棟は、地図の左側にあります。地図の右側は富士山が見える方向。
ご紹介するポイントを地図にマーキングしています。
①管理棟
②池
③センターハウス
④中央
⑤センターハウス前方
⑥林の近く
※「カブト虫のくぬぎ林」もあることを、今回は見落としていました。
それでは、順にご紹介します。
逆さ富士が見える「②池」
池の周辺は、とても綺麗な景色が広がっています。
池から富士を眺めると、逆さ富士が見えます。
富士山側から池を眺めた図。紅葉が美しい。
池には鯉がいます。大きな鯉が10匹ほど見えました。下の写真には3匹写っています。ちなみに釣り禁止です。
池のほとりに野外キッチンがあります。雨が降ったらここに来て食事すると快適だと思います。(使って良いかは不明)池の近くには「コテージ柏」があります。立派な建物です。
池から富士山方向に少し歩くと、ふもとっぱらのライブカメラを発見しました。つい先日、2016年「東京都心で積雪 11月としては史上初」の時の、ふもとっぱらのライブカメラによる写真を発見!
Photo by ふもとっぱらのライブカメラ <2016/11/25 10:30>
景色素晴らしき!
一番便利な拠点「③センターハウス」
ふもとっぱらで、一番便利な拠点が「センターハウス」です。この周辺にテントを貼っている方が多くいました。炊事場、トイレ、屋根付き広場が揃っていて、自動販売機もあります。
便利さを求めるなら、この周辺が良いです。なにより設備が一番立派です。
センターハウスを富士山側から望む
センターハウス隣の屋根付き自炊棟。
奥に見えるのは流しです。立派な釜もあります。(釜は使って良いか不明)
トイレはセンターハウスにあります。便座クリーナーが設置してあって衛生面の配慮があります。
センターオブ ジ ふもとっぱら「④中央」
ふもとっぱらには、中央に排水口と水場が一直線に並ぶ通路があります。その通路の中央(地図の中央)にトイレ・流しがあります。この周辺にテントを設営している方も多かったです。
一直線に続く道路は、見ごたえがあります。流しが規則正しく点々と配置されています。
後ろを振り返っても一直線♪
ここには、コンテナトイレと仮設トイレ、流しがあります。
コンテナトイレの内部は綺麗で、手を洗うこともできます。そして仮設トイレ。
流しはこんな感じ。
⑤センターハウス前方
今回、我が家は、センターハウス前方に陣取りました。勝手が分からず、なんとなくたどり着いた先がココでした。前方に人が居なくて、人から離れた場所を選びました。せっかく広い草原に来たので、景観を最優先して、利便性は二の次です。
ナイスな富士山!自サイトから右側。テントが横に続く先が中央です。
自サイトから右後ろ。右奥にセンターハウスが見えます
左側には誰もいません。パラグライダーが2つ3つ飛んでいます。肉眼だとよく見えます。
チョット前から撮るとポツン。狭い区画だと配置に悩みますが、広すぎると設営に困りますね。狭い区画で「あーでもない」「こーでもない」とチマチマ配置を考えるのが好きな性分のようです。
ちなみに、地面はモコモコしている場所もあります。設置場所選びの時に注意してください。また、夜中にトイレに行く時にも足を取られるので要注意です。
左端(地図の上側)には流しが並んでいます。ふもとっぱらの端は流しが点々と配置されています。
流しのシンク。
⑥林の近く
草原が広がるふもとっぱらですが、林のポイントもあります。
写真の奥に見える木々が林のサイトで、ソロの方がテントを張っていました。グループだと木々の間隔が狭くて厳しいと思います。
林の脇にはイチョウ並木があります。この時期は香りが…。
林の近くからセンターハウスを望む。
ということで、一通りふもとっぱらのご紹介をしました。
カメラが魅せる「夜のふもとっぱら」
慣れないカメラを持ち歩いて、寒中撮影をしました。ふもとを這いずり周って撮ってきた写真をご紹介します。
参考 夜に富士の雪化粧や、芝の緑は肉眼では見えません。カメラを通して見える景色です。
スーパームーン前夜の月
2016/11/14はスーパームーン♪
ふもとっぱらに出陣したのは、その前夜でした。
日が暮れる頃に♪ きた♪きた♪
スーパームーンの前夜ムーン☆
しかし、
その後は雲に隠れて一切姿を見せず…。
残念。
星も期待できそうにありません…。
スタッフの方の話によると「昨晩は星が綺麗でした♪ すごかったです!」とのこと。
…すごい残念。
闇夜の富士とテント
さて、気を取り直して、おカメラの練習です。
夜になると、周囲は真っ暗。これでも、肉眼で見るより、テントがかなり明るく撮れています。周囲は真っ暗。幸い、富士山には雲がかかっていませんでした。山の陰が肉眼でも見えます。
今回、漆黒のふもとを這い周って撮ってきたた写真はこちら。
我が家のテントは一番左です。そう一番左にテントがあります。
超ちっちゃい!
この時、我が家は寒中焚き火をしていました。子供たちはテント内で湯たんぽの争奪戦中。
他のキャンパーはテント内でぬくぬくしているようです。
そんな写真が撮れたようです。カメラは客観的に真実をとらえます。
写真の採れ高に満足して、楽しい寒中焚き火をして就寝です。焚き火をすればするほど体が冷えます…、とっても不思議。
Mt.Fuji 美しき☆
11月の「ふもとっぱら」は、東京の真冬並に冷える
ふもとっぱらに行ったのは11月中旬、冷えるのは覚悟していましたが、なかなかの寒さでした。風がなかったのが幸いでしたが、寒中焚き火タイムの気温は 5℃ぐらいまで下がっていました。ガッツリ厚着が必要です。
ちなみに、東京の真冬の最低気温(平均)は、12月 3.5℃、1月 0.9℃、2月 1.7℃です。東京の真冬に野外でテント泊しているのと同じです。
外気 | テント内 | 天気 | |
---|---|---|---|
2016/11/13 16:24 | 11.2℃ | 晴 | |
2016/11/13 17:28 | 6.7℃ | 曇 | |
2016/11/13 21:43 | 4.5℃ | 8.2℃ | 曇 |
2016/11/14 4:12 | 2.4℃ | 曇 | |
2016/11/14 6:00 | 6.2℃ | 9.8℃ | 曇 |
2016/11/14 7:43 | 7.9℃ | 10.2℃ | 曇 |
2016/11/14 9:25 | 10.7℃ | 11.7℃ | 曇 |
裝備や服装のメモ。
装備 | AC電源なし、ストーブ類なし、テントの自作スカートあり、銀マット2枚重ね、車中泊マット10cm厚、ダイソー エアークッション、厚手の毛布を敷く、フリースブランケットを敷く、3シーズン寝袋、湯たんぽ:小 (嫁の湯たんぽ:大) |
---|---|
服装 | ヒートテック、パーカー、フリースパーカー、ダウンジャケット、腹巻き、ネックウォーマー、長ズボン(裏フリースの厚手)、ボア靴下 |
上記裝備で、チョット寒いかな程度で寝付けました。
入眠には湯たんぽが活躍☆
我が家も成長しました。メキメキと「やせ我慢力」が向上しています♪
寒い時期は、ストーブでぬくぬく過ごすのが快適なのでしょうね。
気になる「プィーーヨー」情報
大事なことを、お伝えするのを忘れていました。
上の写真の奥の山。
「プィーーヨー」出ます!
あと、夜中に「猫」か「うさぎ?」が上の写真の奥から出現しました。嫁さんと子供達は「うさぎ」だと(期待も込めて)はしゃいでいました。確かに場内には小型動物の丸いフンらしき物が転がっていました。ふもとっぱらにうさぎ出現するのかしら?
周辺スポット「もちや」
ふもとっぱらの周辺スポットをご紹介します。
ふもとっぱらは、シンプルに表現すると「広い草原」なので、子供は飽きてしまうかもしれません。そんな時には近くに出かけると楽しめるスポットがあります。
ふもとっぱらの帰りに「もちや」ホイホイに引っかかる我が家
ふもとっぱらの帰りに「もちや遊園地」に寄って帰りました。
道路から見えるアスレチックに、我が家はまんまとホイホイされてきました。派手な演出はありませんが、幼児から小学校低学年のお子さんにとって、体を使って遊べる場所です。
もちや遊園地とは
もちや遊園地は、ふもとっぱらから国道139号に出て、車で数分のところにあります。
道路から見えるもちやの看板です。(もちや駐車場から撮影)
そして、大きなアスレチックが道路から見えます。
道路から見えるアスレチックは、幼児連れに対して絶大な集客効果…。
- 子供たちが発見!
- 車内が大騒ぎ
- 駄々っ子
- 大泣き
- 鼻水垂らして、車内になすりつけ
- パニックでお漏らし
という合せ技に襲われますので、抗わないのが得策です。
※スウィートグラスの帰り道にも浅間ハイランドパークという難関があります、ご注意ください
ということで、もちや遊園地で遊んできました☆
もちやはドライブインになっています。遊園地以外にも、レストラン、お土産、キャンプ、BBQ、グラウンドゴルフなども楽しめます。遊園地の料金は 大人 500円、小学生 300円、3歳以上 200円です。<2016/11 時点>
レストランはこんな感じ。席からは富士山が見えます。
もちや遊園地はアスレチックの宝庫
もちや遊園地は、アスレチックの宝庫です。
地図を見ると、沢山のアスレチックが広い敷地に配置してあることがわかります。
遊園地に入ってすぐの場所からは、紅が鮮やかな太鼓橋と、富士山の景色が楽しめます。
それぞれのアスレチックは、公園の遊具と同じレベルのものですが、かなりの数があります。本気で一つ一つ遊んだら、数時間はかかりそうです。
この一角だけでも、立派なアスレチック!
他にも、敷地内に点々とアスレチックが配置してあります。大人はだんだん飽きてきますが…、それは腐った大人の感覚です! 一つ一つ本気で取り組む純粋な子供たちにとっては楽園のような場所。飽きずにワイワイ遊んでいます。
滑り台も大きくて立派です。
滑り台だけでも様々なバリエーションがあります。
巨大な滑り台は危険そうに見えますが、スピードは出ませんでした。訪問時には雨雲が近づいていたため、湿っていたのだと思われます。座っているだけでは滑らないので、足や手で漕いで進みましょう☆
「snug」は大きなブロック遊びが出来る遊具。子供だけでは重くて持ち上がらないものもあるので、大人が手伝ってあげると数倍楽しめます。
ということで、もちや遊園地で2時間ぐらい楽しんで帰りました♪
良きタイミングで撤収
車に乗って走り出すと、大粒の雨に襲われました。
もちやで雨に打たれていたら完全にずぶ濡れでした。タイミングが良くて得した気分☆
その足で、「まかいの牧場」に向かいます。
周辺スポット 大人気の「まかいの牧場」
ふもとっぱら帰りに「まかいの牧場」に行ってきました。
まかいの牧場は大人気スポット。日曜日にはかなりの数の車が停まっていました。平日でも車が20台ほどいました。
まかいの牧場
もちや遊園地の撤収と同時に雨に振られた我が家。
その雨に打たれながら、まかいの牧場の駐車場に到着。平日なのに車が20台ほど来ています。
まかいの牧場は、「牧場」の枠を超えて、様々な楽しみができる場所です。
- 動物 9種類以上 (馬、ヤギ、ワラビーなど)
- 動物ふれあい体験 8種類 (羊のかけっこ、引き馬体験など)
- 体験教室 4種類
- 工房陶芸 6種類
- ウール工房 4種類
- 季節の収穫体験
- アスレチック・遊具
- ハンモックの森
- 食事、お土産、売店
など。
アミューズメント体験が豊富な牧場です。
そして、日帰りグランピングも体験できます。
Photo by まかいの牧場
売店やお土産屋も、いろいろな種類が揃っています。人気で人が集まるのもわかります。
敷地を眺めてみると、広大です♪
雨なので、ソフトクリームを食べて帰りました。
Photo by まかいの牧場
今回、雨ということで現地で見てきたのは、売店の棟だけでした。
ふもとっぱらは、子供が遊べるアクティビティがないので、子供を遊ばせるという意味では「まかいの牧場」を上手く活用すると充実した時間を過ごせます。
動物好きの家族連れなら、かなり楽しめる施設です☆