キャンプ・アンド・キャビンズに訪れた時、場内に栗が転がっていました。
さて、どうしましょう?
どうする?その栗
誰も見向きもしない栗が転がっている
キャンプ・アンド・キャビンズの場内には、たくさんの栗が転がっていました。
サンダルで踏んだり、手で触ったら怪我する厄介もの。栗に足を取られて転んだら大変!ということで、誰も見向きもしません。子供たちの安全を考えると少々危険です。
この栗は食べられるんじゃないか?
時間に余裕ができた2日目。
誰も相手にしない栗だから「食べるもの」ではないと勝手に思っていましたが…。
「栗は栗だから食べられるんじゃないのか?」と思うようになりました。
アウトドアの醍醐味を見失っていた
「現地で食材を調達して、美味しく食べる」ことはアウトドアの極みです。
- お店で買ったものが安心で、自然に転がっているものは危ない
- 誰も食べていないから食べられない
そんな感性に支配されていたようです。私は腐った近代人になっていました。
自分だけでは食べ物1つ確保できない。そればかりか、食べるための知識すらない…。
子供たちにも自然のものを食べる事、そのための知識を身に着けておくことを教えたいものです。自分たちが食べている「栗」がどのように実って、どう収穫して食べられるようになるのか…。サッと野山で見つけた食べ物を子供に調理して出してやるなんて素敵です。
本質を欠いたアウトドアをしていた自分を少々恥じ、「栗を食べる」ことにチャレンジしてみました。「既知の栗」ですが「未知の栗」ドキドキです。
早速、拾ってきました♪
そして、スマホで調理方法をチェック (笑
スマホ超便利♪
スキレット使って焚火で茹でる
30分から60分ほど茹でる必要があるとのことです。
カセットコンロ使ってチョロチョロやっていたらガスが無駄になってしまうので、スキレットを使って焚火で茹で上げることにしました。
ススを気にせずに投入できるスキレットはキャンプでの使い勝手が良いです。
スキレットでお湯を煮立て続けたらシーズニングの油膜がフッ飛ぶかもしれませんが、私は今日からワイルドに目覚めたので気にしません。
なかなか良い雰囲気です。
フラッシュ使って撮影してみると、茹で汁が真っ黒!
拾った栗は普通の栗
恐る恐る食べてみると、拾った栗は普通の栗でした。
超美味しいわけではありません。甘さはほとんど無いです。栗ってそんなものなんだと思います。小腹が空いた時におやつとして食べるのに良いですね。次男はモリモリ食べてました。
少しアウトドア レベルが上がった気がします。
そこまでやるのか栗拾い
栗拾いに味をしめた我が家は、お持ち帰り用の栗拾いに出かけます。
おみやげ用の栗拾い
食べられる栗だと分かったため、お土産にいくつか拾って帰ることにしました。
火バサミ持って、ヤル気に満ちあふれる息子たち♪
栗を見つけて拾うようにお願いすると「土が付いていて汚い」と嫌がります。最終的には栗のイガを蹴っ飛ばして遊びだす始末。完全な戦力外でした。
ただ、キャンプ場内を「オッサンが一人で周回し、コソコソ何かを拾っている」なんて、とっても怪しい行動。息子たちが一緒についてきてくれれば、怪しさは半減☆
息子たちに感謝。
「文明の利器」と「情報社会」
再び、自宅で茹で栗にチャレンジしてみました。
包丁で頭に切れ目を入れると、剥きやすくなるらしい。(クックパド情報)
圧力鍋を使うと、調理時間は10分ほど。
手早く冷やして、急速に圧力を下げたら出来上がり。
やはり出来上がった栗のお味は、やはりタダの栗でした。
「文明の利器」と「情報社会」のおかげで、時短調理ができ、皮もむきやすかったです。
そして、お楽しみの栗ご飯。
絶品でした。
教訓
今回の教訓です。
- アウトドアの精神を忘れていないかい?
- 僕はスマホがないと何もできない
- 拾った栗はタダの栗
- 文明の利器(圧力鍋)と情報社会(ネットのお役立ち情報)は超便利♪