オートキャンプ場志駒(しこま)は、大人が静かに楽しめる場所。
その環境を楽しめるのは、オーナーの運営とキャンパーの配慮によるところが大きいです。
訪れる時に注意する事を、ご紹介します。
志駒でキャンプする時の注意点
オートキャンプ場志駒でキャンプする時の注意点をご紹介します。
実際に行ってみて、オーナーの奥さんと話をして感じた事を綴ってみました。
親戚のお庭に遊びに行くつもりで
訪れる時に一番大事な心構え
つもりで訪れると良いと思います。
商売目的のサービス業として運営されているキャンプ場と同じ感覚で行くと、恐らく衝突することになります。
オーナーに案内されたサイトを受け入れる
西エリアと、南エリアは急な坂道が多いので、車高が低い車は要注意。車体を擦る可能性があります。
その為、オーナー夫婦がキャンパーを見てどのサイトに案内するかオペレーションをしてくださっているようです。
訪れた時の私達は、ミニバンと普通車の2台だったので、最上部ではなく、中段と下段を勧められました。一番上を希望したのですが叶わず…。
とはいえ、実際にキャンプをしてみると、通していただいたサイトがベストだったことがわかりました。
- 炊事場からの距離
- 山に吹き付ける風
- 車で坂道を上り下りした時のリスク
これらを配慮していただいたのだと思います。
眺望だけを求めて一番上を希望していましたが、洗い場までの距離が結構あるので不便な思いをしたと思います。
チェックインチェックアウトの時間は守る
チェックイン・チェックアウトの時間は、このキャンプ場では守る必要があります。
その理由は、キャンプ場に来る時の急で狭い山道。
冒頭でご紹介しましたが、車がすれ違うことができません。登ってくる車と下りの車が鉢合わせになると、面倒な事になります。ただでさえ、運転で精一杯な状況なのに、バックして坂道を登り降りして譲り合うのは至難の技です。万が一、車輪を踏み外すと、レッカーを呼んだり、近隣の方に助けてもらったりと一大事。誰かの助けが必要ですし、他のお客さんがその間入れなくなります。
- チェックインの時間帯は登り
- チェックアウトの時間帯は下り
という暗黙のルールに、基本的に従うべきだと感じました。
過去に、夜に出かけていったキャンパーが、田んぼ道に車輪を落として、近隣の方に助けてもらったりと苦い経験もあったようです。門限があるのもそのためだとおっしゃっていました。
芝生・植栽に最大限の配慮をする
オーナーの奥さんと話をしていた際に、オーナーが植栽やサイトを作るのが趣味とおっしゃっていました。芝生や植栽が綺麗に整っているのは、そのためだったようです。
芝生や植栽には、最大限の配慮をすると、お互い気持ちよく過ごせます。特に、キャンパーが気をつけるのは「芝生」です。
- 焚き火をする時に、コンロの下に指定の板を敷くこと
- 車を駐車する時に、指定の場所に駐車すること
このあたりは、指示があるので素直に従うと良いです。キャンパーの配慮があれば、オーナーも気持ち良く接してくれます。
若いグループは受け入れていない
オートキャンプ場志駒では、グループの若いキャンパーは、受け入れていないとのことでした。
過去に、グルーブのキャンパーが、他のキャンパーに迷惑をかけたりという苦い経験をされてきたことから、今の運営になったようです。
他のお客さんを守るために、キャンプ場側がお客さんを選んでいるのだと思います。
若いスタップを雇って運営しているキャンプ場と違って、家族経営のキャンプ場だと対応が難しい事もあると思います。そのような事態を避けるオペレーションをしているようです。
例えば、自分の母親、父親がキャンプ場の運営をしていたとすると…。
若いグループがお酒を飲んで騒いだ場合に、注意しに行って、静かにさせるというは結構なリスクが伴います。注意されたことに腹を立てて、押し倒されて怪我をした…。なんて事を考えると心が痛みます。
リスクを排除するというのも賢明な判断だと思います。
そうすることで、良識あるキャンパーが楽しめます。
ゴミは各自持ち帰り
ゴミは各自持ち帰る必要があります
炭や灰は、キャンプ場に引き取ってもらうことができます。
鹿が近くに居るよ
キャンプ場の周りには、鹿がよく出るということでした。実際に一番高いサイトには鹿のフンがいくつか転がっていました。
夜には、他に誰もいないはずのキャンプ場で、山の方からカサカサと何者かの気配を感じました。
参考 「プィーーヨー」は鹿
通常の鹿は「ピー、ピー」と短く鳴きますが、発情期には「プィーーヨー」と鳴きます。昨年お勉強しました☆ 参考までに。

さいごに
オートキャンプ場志駒はプライベート感が高くて、のんびり過ごせます。
オーナーへの配慮が必要ですが、静かに過ごしたい方にはオススメのキャンプ場です。
特に、夫婦で訪れるのには最適な場所だと思います。