シットパック(SITPACK)は、場所を選ばずに椅子として使える便利な道具です。
レジャー施設などの、長蛇の列に並ぶ時に、これがあると便利です。
商品のご紹介と、使用感をレビューします。
シットパック(SITPACK)について
シットパックは携帯性に優れた「立ち椅子」です。
- 収納時サイズ:6.8cm×17.4cm
- 組立時サイズ:6.8cm×33.7cm×87.2cm(最長)
- 耐荷重 : 100kg
- 素材:ポリカーボネート、グラスファイバー
- カラー:ブラック、ホワイト、ブルー、ピンク、カモフラージュ
人間工学に基づいて緻密に設計され、世界最軽量を実現
ご縁があり、商品提供を受けたのでレビューしたいと思います。
使い方は簡単
使い方は、シットバックを広げて、脚を伸ばして、捻ってロックしていくだけです。
慣れれば、10秒ほどで組み立てることができます。
注意点はちゃんとロックされているかどうか確認すること。座る前に手で体重をかけて、脚が縮まないか確認が必要です。
長さ調整は、一番上の段で調整することができます。逆に一番上以外では長さを調整しないようにと注意書きがされています。
ちなみに「12歳未満は操作しないように」と注意書きがあるため、大人向けの商品です。
座り心地について
座り心地は、安定感に欠けるというのが正直なところ。
気を抜かずに座っているかというと、そういうわけにもいきません。座っているときに神経を使います。
そもそも、シットパックは、「背中をまっすぐ、頭を高い位置に保つ」という正しい姿勢で座ることを目的としている道具のようです。
- 脊椎をS時にキープ
- 骨盤を正しい位置にキープ
- 尻骨への体重負荷を30%に削減
- 上体を自然な姿勢に保つ
その結果、以下の効果を狙っています。
- 足の血行を良くする
- 集中力が高まる
- 腰の疲労を和らげる
- 筋肉やバランス感覚を刺激する
人間工学に基づいた、健康効果を狙った椅子のようです。
出典 SITPACK JAPAN
慣れてしまえば気にならなくなるのかもしれませんが、座面がお尻に対して反っているので、私のお尻には上手にフィットしてくれませんでした。
これから、お尻をシットパックに合わせて作り込んでいく必要がありそうです。
携帯性が良い
シットパックの収納サイズは、500mlのペットボトルと同じぐらいのサイズ。そして、ペットボトルより2割ほど重いです。実際の重量は約570g
小さいため、鞄の中に忍ばせておくことができます。頑張ればポケットに入るサイズ。
また、収納性が考えられていて、畳むだけで持ち運びできる形になります。細かい部品が出ないので、収納袋が不要なのは嬉しいポイントです。
- カバンからサッと取り出して (5秒)
- スッと組み立てて (10秒)
- 座る
といった感じで、便利です。
気になるのは安全面
シットパックは安定感のある椅子ではないため、座っている時にシットパックが外れると転倒して怪我をする可能性があります。
- バランスを崩してシットパックが外れる
- シットパックの足が滑って外れる
- 第三者が足を引っ掛けててしまう
ということを考えると、ちょっと不安な面があります。
体重の半分近くがシットパックにかかっているため、不意に転がると、後ろに転ぶことになります。
受け身が間に合わず、後頭部を打つ可能性も否めません。その辺りは気になるところ。
また、シットパックは購入したままだと、座面が滑ります。
付属の滑り止めジェルシートを使うことで安定感が増すので、安全のために滑り止めシートは使ったほうが良いです。
参考 ちなみに、購入者に対して、保険のプレゼントがあります。
- WEB限定の申し込み
- 登録日から3ヶ月間の補償
- 最大で10万円の保険金支払
こんな時に便利
シットパックを便利に使えるシーンを考えてみました。
長蛇の列に並ぶ時の休憩椅子として
レジャー施設などで長蛇の列に並ぶときにこの椅子があると役に立つと思います。
場所を取らずに椅子を作ることができ、体重を預けることができるので、疲れにくくなる効果があると思います。
ただし、混雑した場所でシットパックを蹴られて、転倒しないように注意する必要があります。
健康器具として
シットパックを健康器具として使うのも良いと思います。
先にご紹介しましたが、正しい姿勢で座ることで、健康効果が期待できます。
- 散歩を兼ねて見晴らしの良い場所に出かけていき
- その先でシットパックを使って正しい姿勢で座る
- 散歩して帰ってくる
といった使い方をすると良いかもしれません。
まとめ
シットパックは携帯性に優れた立ち椅子。
- 使い方が簡単
- 人間工学に基づいた、健康効果を狙った椅子
- 転ばないように注意して使う
ということで、椅子がない場所でもサッと座れて便利です。