AUZAI モバイルディスプレーをレビューします。
ノートPCをデュアルディスプレイにするのに便利な薄型の液晶ディスプレイです。
1080P(フルHD 1920×1080px)の薄型モバイルモニターで、映像入力は HDMI と USB Type-Cの2種類ですが、各種変換器を使えば色々な機器で使えます。
実際に我が家でも、アナログ出力(RCA端子)の古いゲーム機 任天堂Wii を使って子供たちがゲームを楽しんでいます。
目次
AUZAI【ME16】15.6インチ Type-C & Mini HDMI モバイルモニター
AUZAIのモバイルモニター「ME16」は、15.6インチの薄型液晶ディスプレイ。スピーカー内蔵のため音も出ます。
バッテリー内蔵ではないため USB から電源を供給する必要がありますが、その分軽量・薄型になっているのが強み。
映像入力の端子は、MiniHDMIとUSB Type-Cの2種類。別途変換ケーブルを準備すれば色々な機器から映像を投影できます。
例えば、iPhone を接続するには別途Lightning-Digital AV 変換アダプターが必要。
- 画面サイズ : 15.6インチ
- ディスプレイ方式 : IPSパネル
- リフレッシュレート : 60Hz
- コントラスト比 : 1000:1
- 解像度 : FHD(1920×1080px)
- 視野角 : 178°
- スピーカー : 内蔵スピーカー(1W×2)
- 端子 : USB Type-C×2、mini-HDMI、3.5mmオーディオジャック
- バッテリー : なし
- サイズ : 353.7×229×9.4mm
- 重量 : 650g
- Mini HDMI – HDMI ケーブル
- USB Type C – USB Type C ケーブル
- USB Type C – USB ケーブル
- 液晶クリーニングクロス
- 液晶保護フィルム
- 専用ケース・スタンド
製品登録すれば通常の1年保証から15ヶ月の保証に延長できます。
Type-CのUSBケーブルから電源供給が必要
バッテリーは内蔵していないため USB Type-C の端子から電源を供給する必要があります。
電源が供給できないと使えないのがデメリットですが、モバイルバッテリーなどを使って電源を供給することもできます。
持ち運んで使う薄型ディスプレーという特性を最大限に引き出すためにバッテリーが内蔵されていない方が使いやすいと感じました。一体型になるとサイズも大きく重くなりますし、液晶ディスプレイかバッテリーどちらかが壊れたり劣化したりして使えなくなった時に使えなくなってしまうのも気にになります。そう考えるとバッテリーは内蔵ではない方が長く使えて便利だと感じます。
映像の入力端子は2種類(Mini HDMI、USB Type-C)
USB Type-CとHDMIから映像を入力することができます。
モバイルモニター自体にはMini HDMI 端子が付いて、HDMI – Mini HDMIのケーブルが付属。そのため、HDMI出力機器の映像と音声を投影できます。
また、USB Type-Cケーブルからの入力が可能。
我が家にはUSB Type-Cケーブルで映像を出力する機器がなかったため実際に試すことが出来ませんでしたが、これから対応機種が増えてくるはず。最新のインターフェースが付いているため長く使えそうです。
本体にはイヤホンジャックも付いています。
変換アダプタによりVGA、VDI、RCA端子からも入力可能
古い機器を投影したい場合は、変換アダプターなどを使えば映像を投影できます。
実際に我が家では、子供達が古いゲーム機を使いたい時に活躍しています。
赤白黄のRCA端子から、HDMIに変換するAV to HDMI 変換コンバーター
少し古いノートパソコンの場合は、VGA端子からHDMIに変換する変換コンバーターで使えるようになります。
VDI端子もHDMIへの変換コンバーターが販売されています。
「映像」と「音」の品質も問題なし
映像と音の品質は、ノートPC のデュアルディスプレイとして使うなら、十分満足できるレベル。
HDDレコーダーからテレビの映像音声を流してみましたが問題ないです。
※大型の液晶テレビと比べてしまうと映像と音声は劣ってしまう印象はありますが、薄型で軽量なサイズ感であることを考えると、十分満足できる品質だと感じました。
便利な使い方 4パターン
薄型モバイルディスプレーがあると色々な場面で便利に使えます。
ノートパソコンの拡張ディスプレイとして使う
ノートパソコンの映像出力端子に接続することで、デュアルディスプレイの環境にすることができます。
- パソコンのウィンドウを頻繁に切り替えて作業している方
- メールなど、特定のアプリケーションを頻繁に確認したい方
にとって便利です。
2万円で快適な作業環境が手に入るのであれば、かなりお得なアイテムだと感じます。自宅であれば大型の液晶ディスプレイが便利ですが、持ち運んだり省スペースにしたい時には便利。
スマホの画面を大きく表示させたい時
映像出力用のUSB Type-C 端子がついているスマホの場合は、モバイルモニターに表示させることができます。
- 動画を再生したり
- メモや議事録をとったり
- 簡単な作業をする時
に便利そう。
Bluetoothのキーボードと合わせて使えば、パソコンと同じような操作性が得られます。
ゲーム機器のモニターとして
子供がゲームをする時にモニターとして便利♪
Nintendo SWITCHやPS4、X-BOXのモニターとして接続して使うことができますし、古いゲーム機(赤白黄のRCA端子)も変換アダプターを使えば映すことができます。
部屋のテレビを占有せずにゲームが楽しめるので、テレビを取り合う必要がなく平和で幸せな時間が過ごせます(笑)
テレビを増やせる
一般的に家庭にある「テレビ」と「HDDレコーダー」
この二つをセットで使っているご家庭も多いと思います。
実はこの二つの機器と薄型ディスプレイモニターがあればテレビを増やすことができます。
- 「テレビ」はテレビとして
- 「HDDレコーダー」に「ディスプレイモニター」を接続してテレビや録画したビデオを見る。
といった感じに分割して使えばテレビが二つ♪
家族でテレビの取り合いになった場合などに「HDDレコーダー」だけ自分の部屋に持っていって、ディスプレイモニターを接続すれば、好きな映像を見ることができます。
カバー兼スタンド付き
最初からカバー兼スタンドがついているため、そのまま使い始めることができます。
- カバーは完全に取り外しができてマグネットでくっついている仕組み
- 立てかける位置によって角度を調整することができる
説明書とチョット違うので戸惑いましたが工夫次第☆
しっかりホールドができて角度調整も細かくしたい場合には専用のホルダーなどを買った方が便利です。
液晶保護フィルム付き
液晶保護フィルムも付いているのでオプション品を買う必要はありません。
ただ液晶保護フィルムを取り付ける際には、気合を入れて貼り付けると良いです。
特に何も考えずに、ペタッと貼り付けようとしたら、ホコリ&気泡が混じって綺麗に貼れず…。
ジャストサイズにフィルムが作られているので、少し斜めに歪んでしまっただけでうまく貼れません。左右どちらかのサイドにぴったりとフィルムを寄せて、フィルムを保護しているビニールを寄せた側から慎重に剥がしながら貼っていけばうまくいくような気がしました。
モニター設定もできる
通常のモニターと同じようにディスプレイの明るさなどを設定することができます。
- 輝度 / コントラスト
- 輝度
- コントラスト
- テーマモード(標準,ゲーム,映画,写真)
- 輝度自動調整
- Sharpness
- 色設定
- 色温度
- 色相
- 彩度
- 6色カラー設定
- 色域
- オーディオ設定
- ミュート
- 音量
- その他の設定
- アスペクト比
- FreeSync
- 言語
- HDR
- 工場出荷時に戻す
- 入力信号
- TYPE-C
- HDMI
日本語の説明書付きで分かりやすい
日本語の説明書が付いているので使い方で分からなかったポイントはありません。
少し日本語が怪しいところがありますが、必要な内容が記載されているので親切だと感じます。
- スマートカバーで自立させる方法
- 接続端子の説明
- 接続方法の説明6パターン
- 設定メニューの操作方法と解説
- Windowsの画面を回転・拡張表示させる方法
- FAQ、注意事項、お手入れ方法、製品仕様、対応機種(パソコン、スマホ)
さいごに
AUZAIのモバイルディスプレーを実際に使ってみました。
使う前は、ノートPCのデュアルディスプレーに便利かな?程度のイメージでしたが、実際に色々と試してみると、HDDレコーダーのモニターとして使えたり、ゲーム機のモニターとして使えてかなり活躍してくれました♪