メダカを迎え入れる時の注意点をご紹介します。
水を準備してから迎え入れる
メダカを飼ってきてから水槽を準備するようでは遅いです。
メダカを迎え入れる前に、あらかじめ水を立ち上げて、準備を万端にしてから迎え入れましょう。

メダカ ビオトープの作り方 ~水槽の水を立ち上げる~
メダカのビオトープの作り方をご紹介します。メダカをすぐに水槽に移すと急な水質の変化で全滅ということになりかねません。「水」には細心の注意を払ってメダカを迎え入れてあげましょう。根気が入りますが、2週間ほどかけて移してあげると安心です。まずは...
採取場所(受け入れ元)の水はなるべく使わない
ショップで購入した水や、採集してきた水は、病気を持ち込む可能性があるため、なるべく使わないようにすると良いです。
理由
- 病気を水槽に持ち込んでしまう可能性がある
- 輸送や移動で水が汚れている
- 過密な状態で酸欠になっている可能性がある
水合わせは「絶対に必要!」
新たに迎え入れるメダカを水槽に入れる前に、水合わせをしっかり行う必要があります。
環境が変わるメダカにとっては、ただでさえ神経を使う状況になっています。
不安な気持に寄り添ってあげることはできませんが、メダカにとって一番負担となる「水合わせ」は人間がコントロールできるので、細心の注意を払って迎え入れてあげる必要があります。
- 横に並べたり、浮かべたりして水の温度を合わせる (水は混ぜない)
- 新しいメダカの水に、少しずつ新しい水槽の水を入れて慣らす
最低でも、30分は新しい水に慣らしてからメダカを移してあげると良いです。
水圧を利用して、点滴法で水合わせをする道具もあります。
餌は環境に慣れてから
水合わせが終わって、メダカを水槽に移しても、到着日に餌をあげてはいけません。
メダカが新しい環境に慣れてから餌をあげるようにします。目安としては、元気に泳ぎ回るようになってからです。じっとしているようなら餌をあげずに慣れるまで待ちます。