マツモのトリミング方法をご紹介します。
我が家のマツモが伸びてきたので、トリミングしてみました。
マツモは、水草の中でも成長しやすい
水草の中でも、マツモは成長しやすいほうです。
成長しない時には伸びないのですが、条件が合うとグングン伸びます。

油断ならない存在です。
気づくと水槽を圧迫してしまう
マツモは水に浮く水草。
マツモが繁殖しすぎると、水面をマツモが占領してしまい、メダカがエサを食べる時の邪魔になってしまいます。少量を睡蓮鉢に浮かべると映えますが、量が多くなると景観を損ねます。
例えばこんな感じ…。
マツモが水面を覆っても、メダカはマツモの隙間からエサを食べたり、エサはいずれ水を含んで沈むので、実害はないと思います。とはいえ、エサやりする側としては、エサやりスペースが空いていたほうが気持ち良いです。
そうなる前に、早めにトリミングするのが良いです。
先端の成長点を残してトリミング
マツモのトリミングは、先端の成長点の部分を残してカットします。
逆側の元の部分は茶色く弱っていたり、痩せ細っていることることも多いので、水草の量が足りているなら捨ててしまった方が良いと思います。
若々しい方を残して世代交代していくと、見た目も良くなります。
また、カットした部分から成長し続けることはありません。成長点側をカットすると、カットされたポイントを避けて枝分かれして伸びていくので、くの字に曲がって伸びていくことになります。
真っ直ぐ伸ばしたい時には「先端の成長点の部分を残してカット」します。
マツモのトリミング手順
我が家のマツモのトリミング手順を、写真を交えてご紹介します。
ポイントは、「先端の成長点を残して、長さを揃えてカットする」です。
水槽から取り出したマツモです。
1つの束から、おもりを外します。
先端の成長点(写真右側)に合わせて長さを揃えます。
お好みの長さでカットします。ハサミでも良いですし、手でちぎってもOK。
トリミングしてみると、先端部分と元の部分の色が違うのがよく分かります。先端部分のほうが青々として若々しいです。
先端部分の元を束ねて、リングやオモリでまとめれば完成です。
2本ともトリミングしてスッキリさせました。
水槽に戻すと、スッキリしたのが分かります♪
マツモをまとめるリングをお探しの方はこちらの記事が役に立つかもしれません。

マツモを繁殖させたい場合は短くカットして育てる
マツモを繁殖させたい場合は、短くザク切りにして浮かべておくと良いです。
切ったマツモから、枝分かれして成長点が伸びていきます。
最初はくの字になったり、枝分かれして伸びていきます。
ある程度成長したら、枝の部分だけ残すことで、真っ直ぐな形で伸びてくれるようになります☆