ミナミヌマエビの飼育方法 ~メリットと生態を知って育てる~

ミナミヌマエビ

ミナミヌマエビ飼育方法と生態についてまとめました。飼育するメリットもご紹介します。

ミナミヌマエビは、水槽の掃除屋さんとして大活躍してくれるだけでなく、元気に動きまわるので観察していて楽しいです。また、繁殖が容易なため命をつないで活躍してくれる頼もしい存在です。

ミナミヌマエビを飼うメリット

ミナミヌマエビを飼うメリットは沢山ありますので、順番にお伝えしたいと思います。

水槽のお掃除屋さん

ミナミヌマエビの一番のメリットは、水質の浄化に大きく貢献してくれることです。貝類では処理できない生体の死骸を食べてくれることや、メダカに与えた餌、コケや藻を食べてくれます。

コケ掃除が得意な貝類と合わせて、生体関連の処理が得意なミナミヌマエビエビを飼育してみてはいかがでしょうか。

水質に敏感なため、水質管理のバロメータになる

ミナミヌマエビは魚と比べて水質に敏感なため、水質管理のバロメーターになってくれます。

水槽の水質が悪化するとミナミヌマエビが一番早く死んでしまうため、水質悪化に関する早めの対応をすることで魚を守ることができます。

メダカと混泳が可能

通常は、ミナミヌマエビとメダカは互いを襲うことがありません。そのため、仲良く混泳することが可能です。個体の大きさも同じですし、エビのハサミも小さいためメダカに傷を負わせることもありません。

ただし、互いに捕食するケースもあるので適切な管理が必要です。
・稚魚、稚エビは食べられてしまう可能性がある
・ミナミヌマエビが過密になるとメダカを襲う可能性がある

ミナミヌマエビはメダカを捕食します。状況証拠となる写真が撮れました。普段は襲いませんが捕食されるケースをご紹介します。

水槽内で繁殖してくれる

ミナミヌマエビは日本に生息するため、寒さには強く越冬することができます。また、寿命は1年ほどですが、春には抱卵して子孫を残してくれます。水槽内で命をつないで一年中活躍してくれる頼もしい仲間です。

参考 ヤマトヌマエビとは違って、淡水で繁殖できるのは嬉しいポイントです。

オチャメで可愛い癒しキャラ

ミナミヌマエビは、水槽内で活発に動き回ります。愛らしい姿を見せてくれるため観察していて飽きません。

水草をツマツマお掃除したり
ツマツマ

石巻貝にちょっかい出したり
石巻貝にちょっかいを出すミナミヌマエビ

浮草を逆さツマツマしたり
逆さツマツマ

逆さツマツマ中に落下したり
逆さツマ落とし

憎めない癒しキャラです。

お手頃価格でお財布に優しい

ミナミヌマエビはお手頃な価格で手に入れることができます。そして、繁殖力が強く、繁殖させることができれば買い足す必要がありません。

数百円で10匹程度購入すれば、繁殖させることができるので一生のお付き合いになります♪

ミナミヌマエビについて知る

生態

ミナミヌマエビの生息環境、寿命、繁殖、特徴についてまとめました。

生息環境

  • 餌は、雑食性で、コケや藻、魚の死骸など何でも食べる。生きている生体は襲わない
  • 生息域は、西日本の静岡県沼津市周辺、および琵琶湖・淀川水系から九州までに分布
  • 生息地は、流れのゆるい川や池の水草が多い所。一生を淡水域で過ごす
  • 適応水温は、1~30℃程度 (20℃越えで活発になる)

特徴

  • 体長は、オスは2cm、メスでも3cm未満
  • 体色は、若い個体やオスは全身が半透明。メスの成体は茶色や緑黒色の個体もいる
  • 餌を小さくちぎり、忙しく口に運ぶ動作を繰り返す → 通称「ツマツマ」

 寿命・繁殖

  • 寿命は1年程度
  • 春から夏が繁殖期で、淡水で繁殖することが可能
    水温を20℃越えると繁殖する(我が家の実績から)
  • 春に産まれ、冬を越し、春に産卵して死んでしまう

オスとメスの見分け方

ミナミヌマエビのオスとメスを見分ける方法は、しっぽの裏のひだが長いとメス、短いとオスと判別できます。そして、メスの方がオスより体が大きい傾向があります。オスは透明、メスは色づく傾向があります。

オスは透明で大きさが小さいです。
ミナミヌマエビのオス

メスは大きくて黒っぽい。
ミナミヌマエビのメス

ミナミヌマエビの一生 (時期と成長過程)

ミナミヌマエビは春先に産卵して越冬し、翌春に産卵(数回)が終わると死んでしまいます。

春先に母エビが抱卵する

水温が上がる春先になると抱卵するようになります。
ミナミヌマエビ 抱卵

参考 我が家の室内水槽のミナミヌマエビは2016年の3月中旬(水温 17℃~20℃程度)にシーズン初の抱卵が確認できました。

1ヶ月ほどで孵化する

水温によりますが2週間から1ヶ月ほどで孵化します。孵化したての稚エビは目視が難しいサイズです。色も透明のためミジンコのようです。右側の小さい赤丸も稚エビです!
ミナミヌマエビの稚エビ

稚エビがツマツマをはじめる

稚エビが少し大きくなるとツマツマを観察できるようになります♪
ミナミヌマエビの稚エビ2

春から秋にかけて脱皮して成長する

脱皮を繰り返して成長します。
ミナミヌマエビの抜け殻

越冬

冬は餌を食べなくなり、あまり活動しなくなります。水面に氷が張る程度なら越冬できます。

春先に産卵して、寿命を迎える

成体は、何度か産卵すると死んでしまいます。

飼育方法

ミナミヌマエビは、メダカと混泳させて飼うことができます。また、ミナミヌマエビのために特別に手間をかける必要はありません。

飼育環境

メダカなどの小魚や、おとなしい魚であれば混泳が可能です。水面が凍る寒さでも飼育可能ですが、夏は風通しの良い日陰で飼育すると良いです。エアレーションは不要です。

メダカのビオトープの作り方をご紹介します。 メダカをすぐに水槽に移すと急な水質の変化で全滅ということになりかねません。 「水」に...

餌やりは不要

水槽内に十分な藻類が繁殖していれば餌やりは不要です。

水草を沢山植えておくことで、ミナミヌマエビの餌になります。

また、水草があるとエビの隠れ家にもなります。

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ウィローモスマットなら、ウィローモスの隙間に隠れることができます。

マツモもおすすめ。

アナカリスでもOK。

ミナミヌマエビは、メダカの餌をあげれば食べに上がってきます。水草が少ない場合は餌やりをしてあげると良いです。

水合わせは重要!

ミナミヌマエビは水質変化に敏感です。メダカなどと同じく丁寧に水合わせをする必要があります。

参考 我が家では、冬に水合わせに失敗し、買ってきたミナミヌマエビを全滅させてしまったことがあります。丁重なお迎えが必要です 😉

繁殖方法

特に何もしなくても抱卵して孵化しますが、稚エビはメダカに捕食されてしまいます。隠れ場所があれば生き残ってくれます。大事に繁殖させたい場合は、抱卵した母エビを別の水槽で飼育すると良いです。

参考 我が家では過保護に隔離して育てたたため、5匹のミナミヌマエビが、産卵シーズンを向かえて50匹以上に増えました。繁殖力は強いため過保護にならなくても良いと思います。

注意点

適切な管理がされていないとメダカを捕食することがある

先の「メダカと混浴が可能」の章で「ミナミヌマエビが過密になるとメダカを襲う可能性がある」と書きましたが、我が家の水槽でミナミヌマエビがメダカを捕食するのを確認しました。

ミナミヌマエビはメダカを捕食します。状況証拠となる写真が撮れました。普段は襲いませんが捕食されるケースをご紹介します。

神経質になる必要はありませんが、水槽内のパワーバランスが崩れていないか時折気にしてあげると良いです。※ミナミヌマエビはメダカより成長が早いです。

まとめ

ミナミヌマエビを飼育するメリット

  • 水槽のお掃除をしてくれる
  • メダカと混泳できる
  • 飼育の手間がない (水草や藻があれば餌やり不要)
  • 繁殖して命をつないでくれる
  • 動作が愛らしい

ミナミヌマエビの飼育方法は、水草があれば放置でOK。

メダカの水槽には良いことづくめです☆

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大分メダカ日和

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