水槽レイアウトの基本について調べてみました。
オシャレな水槽にしたいとは思いつつも、結局、何も手を出さずに過ごしてしまいましたが、お勉強のためにもレイアウトの基本についてまとめてみました。
奥に高さのあるもの、手前は低く
水槽レイアウトで大事なのが、全ての「もの」を見える状態にすることです。「もの」とは、生き物だったり、素敵な飾りや置物。
そのために、水槽の奥には背の高いものを配置して、手前に低いものを配置します。こうすることで、泳いでいるメダカや、水草、飾りなどを全て見えるように配置することができます。
メダカが映える色使いにする
メダカの美しさを引き立たせるために、水槽ではメダカが一番目立つような色にするとよいです。
- 白メダカや幹之メダカなら、底砂を白ではなく黒にする
- 楊貴妃メダカの場合は、底砂をピンクにしない
- 水槽の背面に黒色の紙などを置いて、メダカを見えやすくする
ついつい、綺麗な砂利や、石に手を伸ばしてしまいがちですが、主役はメダカだということを意識して、レイアウトを考えるとメダカを観察しやすくなります。
水草の配色を意識する
レイアウトでは、色合いも重要です。水草を選ぶ時には色も意識すると良いです。
- グラデーションとなるように配置する(奥から手前、右から左)
- 挿し色となる水草を配置する
など、色に気を使って水草の組み合わせを考えると、統一感のある水槽になります。
水面の上に見せ場を作る
水槽のレイアウトは、水槽の中だけではありません。水面の上に流木を伸ばしたり、水上に花が咲く水草を配置することで、垢抜けた水槽になります。
また、水を水槽の半分の高さにして、上半分は植物を魅せるというテクニックもあります。
水面の上にも長く葉を伸ばす水草(セキショウ・ウォーターバコバ)
石を置いてアクセントにする
一見、飾り気のない石ですが、レイアウトに組み込むことによって、アクセントになります。砂利と水草だけでは、物足りなさを感じることがあるときには試してみる価値があります。